【女子ゴルフ】藤田さいき逆転許し2位に悔し涙も全英切符ゲット「新婚旅行してないので、そのつもりで」

スポーツ

12日 女子ゴルフ 宮里藍サントリーレディス最終日(神戸市北区・六甲国際GC)

 3打差単独首位で最終日を迎えたベテラン・藤田さいき(36)=チェリーゴルフ=は10番まで2バーディー、ノーボギーのゴルフでスコアを伸ばしたが、11番以降に崩れ、11年ぶり通算6勝目はならなかった。

 それでも、山下に逆転を許して迎えた17番では4メートルのバーディーパットを沈めて、首位タイで最終18番へ。第2打はグリーン左の池際の岩に跳ねて右バンカーに止まったが、最後3メートルのパーパットは惜しくも決まらず。パターを抱えたまましゃがみ込んだ藤田は尻もちをついた。「足に(疲れが)きてたんでしょうね。力が抜けちゃった。やっぱり緊張もしてたし… 16、17番は頑張って立て直したけど、最後は結局練習不足と体のコントロール、ですね」。グリーンサイドで出迎えた酒井美紀らと抱き合うと悔し涙があふれた。

 現地で声援を送った夫に「今朝、車の中で『勝って全英に行こう!』って言われたんです。優勝して行きたかったけど」と本音をこぼした後「36歳にして初めての海外メジャー。新婚旅行してないので、そのつもりで行ってきます。まずはパスポート期限確かめないと」と声を弾ませた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です