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薄毛の原因といえば遺伝や加齢、ストレスや不規則な生活習慣なんかが思い浮かびますが、
以外にも腸内環境も薄毛の原因になります。
というのも、乳酸菌の一種であるラクトバチルス・ムリナス(Lactobacillus murinus)が
腸内で増えると薄毛のリスクが上昇するという研究結果があるから。
ラクトバチルス・ムリナスが増えると髪の毛の抜ける量が多くなる理由と、それを予防するための効果的な2つの方法を紹介します。
慶応大医学部の研究によると、腸内でラクトバチルス・ムリナスという乳酸菌が増殖することにより、脱毛症が引き起こされることがわかりました。
その理由は、ラクトバチルス・ムリナスが増殖すると体内のビオチンが消費されて枯渇してしまうから。
ビオチンは新しい髪の毛を作るのにとても大切な栄養素で、不足すると脱毛を引き起こす可能性があります。
実験ではマウスに腸内を殺菌する抗生物質「バンコマイシン」を投与し、さらにビオチンを含まないエサを与えました。
バンコマイシン系の抗生物質を投与すると、腸内細菌に殺菌作用があります。
ですが、ラクトバチルス・ムリナスはしぶとく生き残っちゃう。
そのため、相対的に腸内にラクトバチルス・ムリナスが多くなるのです。
ビオチンが配合されていないエサを与え、さらにバンコマイシンを処方したマウスを15週間観察した結果、多くのマウスが脱毛症を発症しました。
研究の結果、ラクトバチルス・ムリナスの影響によるビオチン欠乏が脱毛を引き起こしたことがわかりました。
発毛のメカニズムはマウスも人間もそう変わらないので、これはそのまま人間にも当てはまる可能性が高いでしょう。
ラクトバチルス・ムリナスが腸内でビオチンを消費するため、脱毛症が引き起こされる。
だとしたら、それを予防するための方法は2つあります。
①ラクトバチルス・ムリナスを減らす
②ビオチンを摂取する
それぞれの具体的な方法を紹介します。
東京大学大学院農学生命科学研究科の研究によると、多糖類の一種であるβグルカンをたくさん摂取することで、
腸内のラクトバチルス・ムリナスが減少することがわかりました。
βグルカンを摂取することで腸内のデクチン1というβグルカン受容体が刺激され、抗菌ペプチドが作られます。
この抗菌ペプチドが、ラクトバチルス・ムリナスの増殖を抑える効果があるのです。
また、βグルカンには免疫力アップや抗がん作用があることも知られています。
βグルカンはきのこ類に多く含まれています。
また、βグルカンの一種である”ラミナリン”は昆布やわかめなどの海藻類に多く含まれているので、
「海藻を食べると髪が増える」なんて都市伝説もあながち間違いではないのかもしれません。
ビオチンは欠乏すると脱毛症リスクが上昇することからわかるように、髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進する働きがあり、
育毛にとってとても大切な栄養素です。
ビオチンの大半は腸内細菌が生成しているといわれています。
乳酸菌にはラクトバチルス・ムリナスのようにビオチンを消費する菌もいますが、
アシドフィルスス菌という乳酸菌はビオチンを生成することができるのです。
とはいえ、ビオチンが含まれた食べ物を摂取するのは育毛にとって大切です。
ビオチンはナッツ類や大豆製品に多く含まれていますが、特に卵の黄身に多く含まれています。